選手時代にこそ知っておきたいトップセールスマンの考え方
2020-08-05
アスリートとしてプロを目指していたり
プロとして活躍し続けるために、
競技に集中し周囲の雑音や
直接関係ない情報は
完全にシャットアウトする。
そんなアスリートも多いかもしれません。
しかし、自分の領域の外に
こそ飛躍するための知識があります。
経営者やトップ営業マンの「成功の考え方」は、
アスリートとしてもプラスになるはずです。
プロとして活躍し続けるために、
競技に集中し周囲の雑音や
直接関係ない情報は
完全にシャットアウトする。
そんなアスリートも多いかもしれません。
しかし、自分の領域の外に
こそ飛躍するための知識があります。
経営者やトップ営業マンの「成功の考え方」は、
アスリートとしてもプラスになるはずです。
ガムシャラにいくスタイルの罠
特に若いアスリートにありがちですが
「とにかく競技だけに集中することが大切」
「アスリートは体を動かしてトレーニングしてナンボ」
「勉強や知識吸収はそもそも苦手だし必要ないと思う」と
考える人は多いでしょう。
そういった考えが伝わる発言が
インタビューなどでよく散見されます。
最近だとサッカーU-23日本代表に選ばれた
経験もある食野亮太郎選手。
イングランドの強豪マンチェスター・シティと契約し、
今季はスコットランドのハーツへレンタルに出された選手です。
残念ながらハーツは二部降格し、
食野選手はレンタル契約終了となりました。
欧州初チャレンジを振り返った
インタビューの中でこういう言葉が出ました。
「今まではあまり他人に興味がなかったけれど、
(同世代の)久保建英や堂安律が欧州で
プレーしている姿は凄いと思うし、
刺激を受けている。
(久保は)レアル・マドリーやバルセロナを相手に、
自分のプレーをできているのがすごい」
参考:https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=75508
「とにかく競技だけに集中することが大切」
「アスリートは体を動かしてトレーニングしてナンボ」
「勉強や知識吸収はそもそも苦手だし必要ないと思う」と
考える人は多いでしょう。
そういった考えが伝わる発言が
インタビューなどでよく散見されます。
最近だとサッカーU-23日本代表に選ばれた
経験もある食野亮太郎選手。
イングランドの強豪マンチェスター・シティと契約し、
今季はスコットランドのハーツへレンタルに出された選手です。
残念ながらハーツは二部降格し、
食野選手はレンタル契約終了となりました。
欧州初チャレンジを振り返った
インタビューの中でこういう言葉が出ました。
「今まではあまり他人に興味がなかったけれど、
(同世代の)久保建英や堂安律が欧州で
プレーしている姿は凄いと思うし、
刺激を受けている。
(久保は)レアル・マドリーやバルセロナを相手に、
自分のプレーをできているのがすごい」
また、JリーグC大阪のイベントでタレントで、
カリスマホストのローランド氏と
若手選手が対談しました。
その中で「自分が起業した時、
何も知らなくてすごくコストをかけた。
まわりからむちゃと言われたが、結果的に成功した。
無知であることは最強。
知らない、世間知らずは武器だ」という発言が
ローランド氏からありました。
C大阪の瀬古選手は
「大人にならなあかんかなと思っていたが、
あの言葉でこのままの自分で突っ走っていこう、と。
無知のままいこうと思いました」と述べています。
参考:https://news.yahoo.co.jp/articles/f7148c66d1e31b937604f9475034f5bf43f1a1f1
カリスマホストのローランド氏と
若手選手が対談しました。
その中で「自分が起業した時、
何も知らなくてすごくコストをかけた。
まわりからむちゃと言われたが、結果的に成功した。
無知であることは最強。
知らない、世間知らずは武器だ」という発言が
ローランド氏からありました。
C大阪の瀬古選手は
「大人にならなあかんかなと思っていたが、
あの言葉でこのままの自分で突っ走っていこう、と。
無知のままいこうと思いました」と述べています。
脇目もふらず自分のあるがままの姿で周囲の競争を勝ち抜き、
トップ選手として自己実現する。
これを理想の成功像、
かっこいいアスリートの姿と捉える人は
スポーツファンにもアスリート自身にも多いようです。
しかし、この考え方で成功できるのは本当に一握りです。
「勉強や知識吸収をする努力をしなくても、
成功できる可能性がある」
という考え方は怠惰といえます。
成功から遠ざかる危険性が高いです。
仮に自分のあるがままの姿で成功できたとしても
永遠というわけにはいきません。
スタイルの変化を迫られた時や
周囲の状況が大きく変わった時に初めて
勉強や知識吸収を始めるのでは、
それをアスリートの結果として反映できるのが
かなり先になってしまうでしょう。
イチロー選手しかり武井壮しかり、
本当に優れたアスリート、
成功しているアスリートは
普段から多くの学びを行っています。
それは成功するための考え方を
身につけ実行するためであり、
スポーツのみならず普遍的な世界で通用します。
トップ営業マンや有名な経営者が語っていることは
アスリートの世界でも応用できます。
取り組み方、考え方の姿勢が身につくのです。
トップ選手として自己実現する。
これを理想の成功像、
かっこいいアスリートの姿と捉える人は
スポーツファンにもアスリート自身にも多いようです。
しかし、この考え方で成功できるのは本当に一握りです。
「勉強や知識吸収をする努力をしなくても、
成功できる可能性がある」
という考え方は怠惰といえます。
成功から遠ざかる危険性が高いです。
仮に自分のあるがままの姿で成功できたとしても
永遠というわけにはいきません。
スタイルの変化を迫られた時や
周囲の状況が大きく変わった時に初めて
勉強や知識吸収を始めるのでは、
それをアスリートの結果として反映できるのが
かなり先になってしまうでしょう。
イチロー選手しかり武井壮しかり、
本当に優れたアスリート、
成功しているアスリートは
普段から多くの学びを行っています。
それは成功するための考え方を
身につけ実行するためであり、
スポーツのみならず普遍的な世界で通用します。
トップ営業マンや有名な経営者が語っていることは
アスリートの世界でも応用できます。
取り組み方、考え方の姿勢が身につくのです。
一握りのトップセールスが必ず身につけている考え方
明確な成績や数字を出さないとプロとして
生き残っていけないのはアスリートも
セールスマンも同じです。
セールスマンの中でもトップセールスと呼ばれる
一握りの人々がかならず
身につけている考え方が2つあります。
アスリートとして活躍を続けるためにも
役立つ考え方なので、
知らなかった方は取り入れてはいかがでしょうか。
生き残っていけないのはアスリートも
セールスマンも同じです。
セールスマンの中でもトップセールスと呼ばれる
一握りの人々がかならず
身につけている考え方が2つあります。
アスリートとして活躍を続けるためにも
役立つ考え方なので、
知らなかった方は取り入れてはいかがでしょうか。
常に悲観的になる
トップセールスは自分の売り上げ
予測に関しては常に悲観的です。
例えば普通のセールスマンなら
「90%受注ができるだろう」と
考える案件でも、トップセールスは
「なんらかの事情でパァになるかもしれない。
不安要素はいくつかあり一つは…」というように
決して安心するということはありません。
さらに見込み通りに売り上げが上がり、
新規の受注が調子良く続くようないい時期、
普通のセールスマンは
「自分のアプローチが良かった」
「見込みが正解だった」と考え満足します。
しかしトップセールスは
「運が良かっただけだから、
このいい流れは早々に終わる」と考えます。
この2つのことから、
トップセールスは環境要因が成功を
大きく左右すると考えることがわかります。
環境というのは顧客の状況、
社会情勢、トレンドなど、
セールスマン自身では
コントロールできない要素です。
自分の努力や能力とは関係なく、
環境によって失敗したり
たまたま成功したりすると考えます。
トップセールスは常に売り上げ予測が
外れるかもしれない、
今ある案件がなくなるかもしれないと
危機感をもって行動しています。
つまり、アプローチの件数が自然と
他のセールスマンより多くなるのです。
他のセールスマンが今月の目標を達成したと
考え手を抜いているときに、
トップセールスは危機予測をし
将来のために種まきをしています。
これによって何かあっても
大きく売り上げが落ちるリスクが減りますし、
普段の売り上げも
他のセールスマンより大きいというわけです。
故野村克也監督が
「勝ちに不思議の価値あり、
負けに不思議の負けなし」
という名言を残しています。
これは環境要因など
コントロールできない要素で
成功することはあるが、
失敗するときは間違いなく
自分の取り組み不足が原因だと
言い換えることができます。
うまくいっている時でも、
常にリスクヘッジをする必要があります。
普段のあらゆる取り組みの数を増やしたり、
クオリティを上げる努力を
怠ってはいけないのです。
予測に関しては常に悲観的です。
例えば普通のセールスマンなら
「90%受注ができるだろう」と
考える案件でも、トップセールスは
「なんらかの事情でパァになるかもしれない。
不安要素はいくつかあり一つは…」というように
決して安心するということはありません。
さらに見込み通りに売り上げが上がり、
新規の受注が調子良く続くようないい時期、
普通のセールスマンは
「自分のアプローチが良かった」
「見込みが正解だった」と考え満足します。
しかしトップセールスは
「運が良かっただけだから、
このいい流れは早々に終わる」と考えます。
この2つのことから、
トップセールスは環境要因が成功を
大きく左右すると考えることがわかります。
環境というのは顧客の状況、
社会情勢、トレンドなど、
セールスマン自身では
コントロールできない要素です。
自分の努力や能力とは関係なく、
環境によって失敗したり
たまたま成功したりすると考えます。
トップセールスは常に売り上げ予測が
外れるかもしれない、
今ある案件がなくなるかもしれないと
危機感をもって行動しています。
つまり、アプローチの件数が自然と
他のセールスマンより多くなるのです。
他のセールスマンが今月の目標を達成したと
考え手を抜いているときに、
トップセールスは危機予測をし
将来のために種まきをしています。
これによって何かあっても
大きく売り上げが落ちるリスクが減りますし、
普段の売り上げも
他のセールスマンより大きいというわけです。
故野村克也監督が
「勝ちに不思議の価値あり、
負けに不思議の負けなし」
という名言を残しています。
これは環境要因など
コントロールできない要素で
成功することはあるが、
失敗するときは間違いなく
自分の取り組み不足が原因だと
言い換えることができます。
うまくいっている時でも、
常にリスクヘッジをする必要があります。
普段のあらゆる取り組みの数を増やしたり、
クオリティを上げる努力を
怠ってはいけないのです。
仮説を立て実行する
物事に取り組むに当たって
がむしゃらに行うだけではゴールが
不明確で成果の判定が難しいです。
トップセールスは
まず仮説を立てそれに向かって実行し、
それが達成できたかどうかを
取り組みごとに判定しています。
これはアスリートがトレーニングを
行う上でも役に立つ考え方です。
仮説を立てるためには自分の状況、
周囲の状況をよく知らなければなりません。
比較することが大切です。
つまり仮説を立てることと
知識吸収や勉強はセットだといえます。
がむしゃらに行うだけではゴールが
不明確で成果の判定が難しいです。
トップセールスは
まず仮説を立てそれに向かって実行し、
それが達成できたかどうかを
取り組みごとに判定しています。
これはアスリートがトレーニングを
行う上でも役に立つ考え方です。
仮説を立てるためには自分の状況、
周囲の状況をよく知らなければなりません。
比較することが大切です。
つまり仮説を立てることと
知識吸収や勉強はセットだといえます。
誰が「お客様」なのかを意識する
トップセールスマンは単に営業力が強くて、
セールストークのみで営業成績を
あげているわけではありません。
「誰が顧客なのか」を十分に理解しているのです。
私が聞いたことのある人材紹介会社の
トップセールスマンは、
新幹線に乗った際、
隣に座った人と必ず仲良くなるといっていました。
その場が営業活動で、
すぐに契約が決まるような話ではありません。
ただ、もし人材が必要となった際に、
また自分が転職を考えた時に、
最初に頭に思い浮かべてもらえれば
良いということを大切にしているのです。
だから隣に座った人も大切なお客様であり、
だからこそ丁寧に対応し、
関係性を築くことを大切にされています。
それが自分に跳ね返ってくるものと
理解しているからです。
これはアスリートの世界でも
一緒ではないでしょうか。
わかりやすくはファンクラブの会員、
試合を観に足を運んでくれる方が
「お客様」といえるかもしれません。
ですが、実際は足を運んでいなくても
グッズを買ってくれているお客様かもしれない。
その友達がファンクラブかもしれません。
そう思うと、全ての人への接し方が
変わってくるはずです。
そうやって「お客様」と接することは、
自分自身のファンを増やすことにもつながり、
それはプレー自体にもプラスの影響を
与えてくれるはずです。
成果が出るようになれば、
それは収入にもつながっていくでしょう。
お客様を大切にするという考えが
自分自身の成果につながるという考え方は、
トップセールスマンは
誰しもが持っている考え方と言えます。
セールストークのみで営業成績を
あげているわけではありません。
「誰が顧客なのか」を十分に理解しているのです。
私が聞いたことのある人材紹介会社の
トップセールスマンは、
新幹線に乗った際、
隣に座った人と必ず仲良くなるといっていました。
その場が営業活動で、
すぐに契約が決まるような話ではありません。
ただ、もし人材が必要となった際に、
また自分が転職を考えた時に、
最初に頭に思い浮かべてもらえれば
良いということを大切にしているのです。
だから隣に座った人も大切なお客様であり、
だからこそ丁寧に対応し、
関係性を築くことを大切にされています。
それが自分に跳ね返ってくるものと
理解しているからです。
これはアスリートの世界でも
一緒ではないでしょうか。
わかりやすくはファンクラブの会員、
試合を観に足を運んでくれる方が
「お客様」といえるかもしれません。
ですが、実際は足を運んでいなくても
グッズを買ってくれているお客様かもしれない。
その友達がファンクラブかもしれません。
そう思うと、全ての人への接し方が
変わってくるはずです。
そうやって「お客様」と接することは、
自分自身のファンを増やすことにもつながり、
それはプレー自体にもプラスの影響を
与えてくれるはずです。
成果が出るようになれば、
それは収入にもつながっていくでしょう。
お客様を大切にするという考えが
自分自身の成果につながるという考え方は、
トップセールスマンは
誰しもが持っている考え方と言えます。
成功に導く考え方はスポーツもビジネスも同じ
スポーツだから、ビジネスだからではなく、
成功するための考え方や行動様式を
身に付けることが大切です。
猪突猛進なアスリート生活では
大きな発展は難しい時代になっています。
成功している人の考え方に広く触れ、
様々な選択肢を知っておくことが大切です。
成功するための考え方や行動様式を
身に付けることが大切です。
猪突猛進なアスリート生活では
大きな発展は難しい時代になっています。
成功している人の考え方に広く触れ、
様々な選択肢を知っておくことが大切です。

<この記事を書いた人>
つむぎ株式会社 代表取締役社長 前田亮。静岡県立清水東高校、慶應義塾大学経済学部卒業後、新卒で株式会社船井総合研究所に入社。エンディング業界の立ち上げを行い、チームリーダー、グループマネージャーを得て、35歳で部長となり、BtoCサービス業全般を広く携わる。10億円未満の中小企業における「業績を伸ばす組織作り」をコンサルティング領域とする。「信念のあるいい会社」にもっと入り込んだお手伝いをしたいと2020年独立し、つむぎ株式会社を創業する。
つむぎ株式会社 代表取締役社長 前田亮。静岡県立清水東高校、慶應義塾大学経済学部卒業後、新卒で株式会社船井総合研究所に入社。エンディング業界の立ち上げを行い、チームリーダー、グループマネージャーを得て、35歳で部長となり、BtoCサービス業全般を広く携わる。10億円未満の中小企業における「業績を伸ばす組織作り」をコンサルティング領域とする。「信念のあるいい会社」にもっと入り込んだお手伝いをしたいと2020年独立し、つむぎ株式会社を創業する。